Vision Why we do
ビジョン
マカイラが目指すのは、「ホリスティックにアップデートし続ける社会」。
「ホリスティック」とは、「すべてはつながっている」という信念の下、局所的な個別最適よりも、バランスの取れた全体最適を目指すことです。一部の強者だけでなく、弱者やマイノリティを含めた多様な人々への配慮。経済的な豊かさだけでなく、文化的・社会的・精神的にも豊かで健全な社会を目指します。
一方で、そんな社会を一足飛びに実現できるとは私たちは考えていません。より良い世の中を目指して主体的に「アップデートし続ける社会」。強制でも受け身の変革でもなく、公共・非営利・事業者・生活者たちからの提案と対話の力をもって、ボトムアップにより良い社会を共創していきます。
Mission What we do
ミッション
マカイラが支援したいのは、企業であれ、NPOであれ、テクノロジー、カルチャー、ソーシャルの各領域におけるイノベーションを社会に実装して、社会をよりよい方向に、前向きに変革しようと試みる、チェンジメーカーたちです。
既存のビジネスや既得権益を守るためではなく、社会を前進させるために、本気の事業を創る。そんな理想を高く掲げる組織が志す社会変革の実装を、私たちは、ともに、目指します。
Principles What we adhere to
方針
マカイラは、お引き受けする仕事を”選ぶ”会社です。本当に世の中をよくしようとしているChangemakerたち、世論操作などではなく、世論との正直な対話により価値を訴え、社会変革を行う覚悟と勇気のあるクライアントのみと仕事をすることを旨としています。その判断のために、3つの原則を重視しています。
第1に「Innovation Focus(イノベーション特化)」。既得権益を固守して出る杭を打つような、社会の前進を阻止するためだけの仕事はしません。
第2は「Social Good(社会への便益)」。社会への正負のインパクトを比較較量し、その案件が社会的な便益の方が大きいと、全社員が合意する案件以外は受けません。
第3は、「No Rent Seeking(利権を作るな)」。特定の産業や企業のみに独占的な利益を囲い込むためにマーケットを不当に歪めて、経済全体のパイを犠牲にするような行為への肩入れはしません。
Values
私たちが大切にしている価値観
Code of Conduct
マカイラの行動規範
Approach How we do
アプローチ
かつて、事業戦略の検討・遂行にあたって、法制度などの外部環境は「所与の前提条件」でした。しかし、複雑性と不確実性の時代において、ましてや変革を志してまだ世にないサービスの社会実装を目論むプレーヤーは、法制度や社会の評価を、むしろ「可変の構想対象」と捉えるべきです。
自らのミッション実現のために、どのような環境(法制度・ルールや社会の認識・評価)を整えるのが望ましいのかを構想し、その実現のためにステークホルダーの支持・共感を獲得する方策を練る、こうした「非市場戦略」が重要になっています。
事業環境の構想を実現するためには、各種のステークホルダーの思考法・前提を理解したうえで、効果的なアクションを使い分けることが大切です。こうしたパブリック・アフェアーズの実行フェーズのアクションを、5つの「L」で整理しています。
法令やガイドライン、業界自主ルールなどの制定・改変を目指した活動
・政策リサーチ
・政策プランニング
・政策提言
・ロビイング
社会の共感・支持を獲得するための活動
・イベント/シンポジウム企画
・メディアリレーションズ
・SNS
・キャンペーン
・ブランディング
・公共非営利マーケティング
公的機関、民間企業、非営利団体等との個別の合意・行為のとりつけ(トライセクターコーディネーション)
・自治体-企業間の連携協定
・NPO-企業での実証事業実施
社会環境整備、社会課題解決のための、実事業の構想・立ち上げ
・事業開発
・コンソーシアム組成
・ファンディング支援
基盤となる社会・政策構想の理論化・体系化
・社会・政策研究
・メディア運営・発信