官民の橋渡しができる人材を目指して

小池 絵里花 シニアアソシエイト

これまでどんな仕事をされていたのですか。

テレビ番組制作のアシスタントディレクター、広告代理店で営業などをしていました。よいものを誤解なく世の中に広めていくサポートがしたいという思いからコミュニケーション領域を志向していました。 テレビ局では報道番組を担当し、今思えば、当時の動きの激しい政局に振り回されていたように思います。広告代理店ではオンライン、オフラインの広告運用、オリパラの権利を活用したアクティベーションの提案、実施などを行っていました。

そこからマカイラに転職したきっかけを教えてください。

前職が任期付きだったので、次に何をしようかと考えていたときにPRの領域の一つとしてパブリックアフェアーズという言葉と出会い、パブリックアフェアーズと検索したときに、当社代表の藤井の記事を見つけました。いちユーザーとして、漠然と日本のデジタル化が遅れているのは日本特有のしがらみやルールが原因なのだろうなと思っていたので、それを解決する方法としてのパブリックアフェアーズは、これから出現する様々な社会課題を解決する方法として有望なのではないかと思いました。

今どのような仕事をされているのですか。

大きいところではロボットデリバリー協会の事務局として協会の運営を担う仕事があります。ロボットが身近な場所を走って荷物を届けるという、ちょっと先の未来を想像するとワクワクしますね。そしてその社会実装の一端を担えたとすれば、この仕事を選んで良かったと思える部分だと思います。 その他のクライアントとしては、IT系のスタートアップ~大企業まで担当させていただいています。どのクライアントも少し先の社会をより良くするプロダクトやサービスを持っていて、それを社会に浸透させる過程に携われることは、貴重な経験だと思っています。

今後のビジョンについてお聞かせください。

まだまだですが、民間出身者として、官との橋渡しを同じ目線でできる人になれるとよいのかなと思います。やはり政策や政策が策定される過程というのは、民間の人からすると分かりづらい部分がある一方で、官民連携はこれから更にスピード感を上げていく必要のある社会課題解決においては重要な取組だと思っています。そしてその取組を広く世間に知っていただき、誤解や不安を解消することで、社会実装がスムーズに実現されるように、自分がそこに少しでも貢献できたらと思っています。

小池 絵里花 シニアアソシエイト