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『ロボット法』をマカイラ上席研究員 工藤郁子が共訳 2018.02.01

上席研究員/コンサルタントの工藤郁子が訳者の一人として参加した、ウゴ・パガロ著『ロボット法』(勁草書房)が公刊されました。
http://www.keisoshobo.co.jp/book/b324580.html

 

 

内容説明
ロボット技術の進展に伴い発生する実定法上の問題を27に分類し詳細に検討するとともに、メタ技術としての法や人間とロボットの間の相互作用を規律する環境デザインの一部としての法といった法哲学的分析も施す。ロボット法研究において、どのような問題をどのような観点から研究していくべきかを考える、フレームワークを提示する。

 

目次
日本語版に寄せて
序文
謝辞

第1章 イントロダクション
概要

第2章 法、哲学、技術
概要
2.1 法哲学とロボット
2.2 責任の原理
2.3 行為主体性と人工的主体の答責性
2.4 誰が費用を支払うのか

第3章 犯罪
概要
3.1 SFシナリオ
3.2 心理状態と犯罪行為
3.3 ロボットと正戦
3.4 チンピラロボット(Picciotto Roboto)の現象学
3.5 因果関係の失敗

第4章 契約
概要
4.1 契約、条項およびリスク
4.2 AIドクター
4.3 ロボ・トレーダー
4.4 現代のロボット、古代の奴隷
4.5 無人輸送手段革命

第5章 不法行為
概要
5.1 悪質な故意
5.2 子ども、ペットおよび過失
5.3 AI従業員と厳格責任ルール
5.4 立証責任

第6章 メタ技術としての法
概要
6.1 法的人格としてのロボット
6.2 厳密な意味での行為者としてのロボット
6.3 善悪の発生源
6.4 複雑性のレベル

終 章 まとめ

監訳者あとがき
文献
事項索引

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